R.4.9月7日(水)
快晴です。
豊田市 漢方薬
❮ 与える木 ❯ by シェル、シルバスタイン
あるところに1本の木が生えていた。
木はある少年を可愛がっていた。少年は毎日、木のところへ来て遊ぶ。
枝でぶらんこをしたり、りんごの実を食べたり、木陰で眠ったり、
彼は木か大好きで、木か幸せだった。
だが、時がたち、成長した彼の足は遠のく。
木は独りになることが、多いなった。
ある日、彼が来て、遊ぶためのあ金がほしいと言う。
木は、りんごの実を売ってあ金をつくるようにと勧めた。
彼はりんごの実を採って去る。木は幸せだった。
やがて壮年になった彼が来る。
家がほしい、結婚したいと言う。
木は枝で家を建てるよう勧めた。
枝を切って、彼は去る。木は幸せだった。
中年になった彼がまた来て。
遠くへ行くために、ボートがほしいと言う。
木の勧めで彼は幹を切り倒れ、ボートを造って去る。
長い年月がだった。
老化になった彼が戻って来た。
木は切り株だけになった自分の上で休むように勧める。
彼は言われるままにした。
木は幸せだった。
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