今回のテーマは、冷え です。
漢方薬には、暖める処方が数多くあり、
冷え・寒証を治すことは、メインの作用であると、
考えています。
冷え・寒証の診断
( 1 ) 全身的、局所的に寒けや寒冷を自覚する。
( 2 ) 寒冷によって症状が憎悪し、暖めると好転する。
( 3 ) 顔色があおく、血色がない。
皮膚も赤味がなく、触れると冷たい。
( 4 ) 脈が遅い。
( 5 ) 口中や舌が湿潤し、口渇はない。
( 6 ) 尿量が多く、色が薄い。
( 7 ) 泥状便、水様便が多い。
明日より、『 冷え 』の弁証をしていきます。