2014.04.09
『 あなたが、必要なの。
・・・わたしは、あなたが必要で、だから、
わたしは、あなたのために何でもやるの。
・・・この世界は、あなたの誕生を歓迎したの。
少なくとも、わたしはそう。ようこそって。
・・あなたは、無愛想だし、可愛げもないけど、
別にいいじゃない。
誰がどう思おうと、
わたしが、好きなんだから。』
「 王国 」 by 中村 文則