( 四 ) 虚 結
腹満なく、便意もない。 胃下垂 低血圧
食欲不振 疲れ易い、脱肛 などの気虚の症状を伴う。
( 五 ) 寒 結
四肢が冷えて寒がり。尿量が多い。
口渇はなく、温かいものを好む。
( 六 ) 食 滞
脂っこい物や生物を食べすぎで、生じる。
腹満 渋り便。
臨床において、便秘の治療は、上述の弁証だけではなく、
便秘の程度に対しての処方量が難しく、
さらに、西洋薬の下剤を常用されているケ-スもあり、慎重に漢方薬を調合する必要があります。
明日からは、下痢について弁証していきます。